衝動買い雑誌:「PEN」

 月刊「PEN」を久しぶりに購入しました。久しぶりなのは、この頃の特集記事があまり読む気にならなかったから。バックナンバーの紹介ページに目を通したけど、やっぱり自分にとってあまり気にならない特集ばかりでした。自分的にはアートをメインにした特集ってどうにも乗り気にならない。やはりアートと言うのは商品と結び
ついて発展するし、単体で価値を生んでいるアートと言うものは「情報に価値を見出す」幻想のような気がする。まあ美しいものやすばらしいものに価値を見出すのはわからないこともないんだけど。
 今回の特集は「茶の湯のデザイン」ということで、日本の茶の湯を特集していました。なんだか残念だったのが、やっぱり日本の伝統がまだ遠い存在だなぁと思わせてしまっている点。空間そのものを演出する伝統なので、提供する側も何かと苦労が多いということは理解できるんだけど、大衆が今一歩近づけないというのが何とも

 その中で、テーブルを使って茶の湯を再現しようとしている「天遊卓」は面白いと思う。空間を切り取ってなおかつ機能する伝統という発想が必要なのではないかと思いました。この形をもっとコンパクトに、機能的にしていけば一般家庭にも受け入れられるものが作れるのではないかと。
 特集は他に、お茶のためのアイテムや歴史、用語の紹介が結構面白く読み応えがありました。
 他に気になった記事としては、パリの「パレ・ド・ラ・デクヴェルト」という視覚トリックの美術館の話や、ローマの「兵隊フィギュア」の記事、アムステルダムのクリスマスのサンタクロースの起源とされる「シンタクラース」のお祭りの話、韓国でカジノがオープンした話など。
 視覚トリックの美術館、みたいなものは日本にもあって私が行った事があるのは水道橋の後楽園遊園地の地下にあるアトラクション。ただ、こういうところは、一度作ってしまうとそのままにされてしまうので、私が行ったときには相当寂れている感が漂っていました。一度行ってしまうと、ネタがわかるので、何度も行くところじ
ゃないのが残念。常に新しいアイディアを取り入れて変化してくれれば、何度も行くんですけどね。
 「兵隊フィギュア」の実物を見たことはないけど、こういった商品を扱うお店は秋葉原にあったなぁ、というのを思い出しました。専門店が秋葉原と御徒町の間の路地裏にあって、何度か足を運んだことがあります。その店は輸入品も扱っているので、もしかしたら置いてあったのかもしれません。
 サンタクロースの語源の「シンタクラース」というのは初耳と言うわけではないような気がするのですが、アムステルダムでお祭りをやっているというのは知りませんでした。日本は「クリスマス商戦」と言われて一ヶ月以上前から煽っていますけど、どうなんですかね。こういったお祭りをベースにしてイベントを行うのも悪くな
いと思うんですけど。
 韓国のカジノがオープンした話は面白いなぁと。東京都が公営カジノをやるとかやらないとか、以前言われていましたけど有耶無耶になったようで、お隣の韓国に先を越されたわけですね。どうでもいいけど。賭け事にはあまり興味がないので。ただ、「亜細亜のラスベガス」を韓国に取られるのかなぁと。いや、本当にどうでもい
いことなんですが。
 広告で気になったのが、auの携帯電話の広告が出ていたこと。見ると結構面白そうな携帯電話を出すみたいですね。ただ、画期的なデザインと言うわけではない感じが、何と言うかどうも。未来へと書いてあるけど、あえて言うなら過去のデザインの掘り起こしっぽいところがいかがなものかと。それと使い方というか、そのデザイ
ンを生かせるシーンの提供がされていない所が、広告戦略なのだとしたらやや失敗気味なのではないかと思いました。
 auの広告の先にはTOSHIBAのSoftBank携帯電話の安っぽい広告があったりして、浮いているのが笑えました。auの広告に慌てたのかなぁ。「PEN」読者層がどういう人々なのか知らないけど、茶の湯の特集の隙間に差し込む広告じゃないわな(苦笑。いや逆にこのギャップを狙ったものなのか。実は奥が深いのかもしれない。

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