やおい、鴎外の娘、大正ロマン:「恋人たちの森」

森茉莉の「恋人たちの森 (新潮文庫)」を読んだ。
大正ロマンに退廃的な雰囲気の同性愛のストーリーがメインになる短編集でした。古いやおいだなと思いました。文体が癖があり読みにくい人がいるかもしれません。
中に入った4作品のうち、最初の作品の「ボッチチェリの扉」は同性愛がない代わりに、4作品の中で一番読みにくい文体でした。ので、やおい(同性愛)に抵抗が無い人は、残りの3作品から読んだほうが読みやすいかもしれません。
後半の三作品の中で私は表題にもなった「恋人たちの森」が一番面白かったかな、と思っています。いろいろな意味で一番バランスが取れている、感じがしました。
森茉莉は森鴎外の娘で泉鏡花賞も取ったことがあるそうです。表題の「恋人たちの森」は田村俊子賞を取ったそうです。

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