YouTube、コンテンツの自動認識・報告技術を年内に導入予定、らしい

 結構大きな話題だと思うのですが、「YouTube、コンテンツの自動認識・報告技術を年内に導入予定(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/19/13325.html)」とのことです。まだ先の話ですが、がっかりした人も多くいるのではないでしょうか?まあ、がっかりした人は著作権違反をしているわけで、同情するには値しないとは思うのですが、逆にそういったユーザーが離れていく中で、また、YouTubeの可能性を真似したサイトが乱立する中で、先駆者として生き残っていけるのでしょうか?
 一つ驚いたのは「あらかじめ登録されたコンテンツがYouTubeのサイトに存在するかどうかを認識するのを助けるためのツール群、登録されたコンテンツがYouTubeの動画の中に含まれていることを認識するためのオーディオ認識技術」が実現したということです。
 どういった技術なのかは知りませんが、これって結構すごくないですか?実際に画像が1度でも傾いたら認識されないとかだと、意味を成さないものになるでしょうし。ノイズを多めに入れて画像を荒くして著作権を逃れるという方法だって可能でしょうし。
 先が見えていて追いつかないいたちごっこだとしたら、本当に気休めにしかならないかと(YouTubeの狙いがここにあったら天晴れですが)。
 もう一つ、この技術が本当に効果を発揮するとしたら、YouTubeを真似したサイトは、このツールと同等のツールや手段を構築していかなければならないということだと思う。のんきに閲覧者の通報を待つぐらいでは追いつかないのではないでしょうか。
 仮に、ユーザーがYouTubeから他の動画サイトへ移行していったときに、自動化されたツールが無いと、対応しきれなくなる可能性は十分に考えれらる。動画サイトが気軽にユーザーを引き込める時代は、短かったが終焉を迎えつつあるのかもしれない。
 もし、実現したら、の話ですが。


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