読書、本、感想:「龍の館の秘密」


 「龍の館の秘密」を読み終わった。「天使が開けた密室(http://shonenalice.seesaa.net/article/30983693.html)」に続く2作目であるが、内容はライトノベルに拍車がかかっているようだ。主人公の女子高生と隣の家の大学生との関係は、「らんま1/2」のあかねとらんまを彷彿とさせるところもある。が、推理小説の知的な大学生にしてはやや理性に欠けるのではないかと思う。まあそこがキャラクタ重視のライトノベルといえば間違ってはいないと思うのだが。
 今回はタイトルにあるとおり「龍の館」の秘密を暴くのが推理の一つとなっています。が、最終的には容疑者より探偵役の人数が多かったり、最後の犯罪はトリックと呼べるようなものが無かったり、ずいぶんと残念でした。
 巻末の短編も推理というにはあまりにも何も無いので、知りたければ読み進めるしかないという感じの出来になっていました。
 今回気になった表現は「のび太」でした。前作よりは一般名詞的かなと思う。ただ、表現の目的として、のび太の寝付きの良さという、やや偏った具体的な特徴を表そうとしているところがマニアックさを感じた。調べてみたがウィキペディアに「野比のび太(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%AF%94%E3%81%AE%E3%81%B3%E5%A4%AA)」という項目があるので一般名刺なのだろうかと悩む。ちなみに「0.93秒で眠りにつくことが可能」という特徴を使った比喩だと思われる。

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