「天然華汁さやか」を読み終わる。ほどほどに面白かった。以前「おまたかおる」というマンガがあったが、タイプとしては似ている作品だと感じた。主人公は美人だけど妄想癖という欠点をかかえたどたばたギャグという点において、二つの作品は見事に似ている。
ストーリーは、優等生で勤勉な主人公が、日々際限のないいやらしい妄想に耽る中で、失敗をしていく。はたと気がつき失敗に対して自己嫌悪に陥るが、結局のところ周りの人はあまり気に留めていない。
主人公が妄想するいやらしい世界がどこから始まっているのか、どこまでが妄想で、どこから実際の世界なのかが非常にわかりにくい造りになっている。もしくは、この作者が考える周囲の人々の反応と一読者の私が考える人々の反応にズレがあるせいかもしれない。
読書、書籍、マンガ、感想:「天然華汁さやか」
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