読書、感想、魔法:「円環少女(サークリットガール) (4) よるべなき鉄槌」

 「円環少女(サークリットガール) (4) よるべなき鉄槌」を読み終わった。このシリーズは現代を舞台にした魔法格闘もので、注目はヒロインのサディスティックな言葉攻めだと思う。今までの巻の感想は以前の記事(http://shonenalice.seesaa.net/article/29385511.html、http://shonenalice.seesaa.net/article/31933927.html、http://shonenalice.seesaa.net/article/35319599.html)を読んでいただければと思う。
 ストーリーは、一般人には極秘な魔法世界からの人々が起こす犯罪やトラブルを解決するために設置された魔導師公館に所属する主人公がパートナーの小学生の魔導師にふりまわされながら様々な者に立ち向かっていく。
 今回は主人公の因縁が全面に出た話だった。ストーリーは完結しているようでいて、あまりすっきりとは終わらない続編に続くような流れになっていた。
 小説の文章は少しずつ上手になっているような気がする。相変わらずわかりにくい魔法の描写に慣れてきただけなのかもしれない。わかりにくいというよりは自分の世界に入ってしまって読者には理解できないのは構成として良いのかどうか、悩むところ。
 なんだかんだいって続巻が早く読みたいと思ってしまうので、面白いんだと思う。

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