思想、言論の自由、日本:「言論タブーも照らし出す“田母神人気”」


「言論タブーも照らし出す“田母神人気”(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000501-san-pol)」
「【言論】「多くの国民が日本は謝罪ばかりしてておかしいと感じてる」 田母神氏の講演にオファー殺到、2月だけで24回★3(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235881447/)」
「日本の「侵略戦争」を否定した論文を執筆して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏」が人気を集めているそうだ。別に「田母神俊雄氏」を支持しているわけでないが、思ったことを書く。
「田母神俊雄氏」についてはウィキペディアの「田母神俊雄(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%AF%8D%E7%A5%9E%E4%BF%8A%E9%9B%84)」を参考にしてください。
「田母神俊雄氏」が講演に忙しく活動している背景には今までに無い(もしくは今まで悪とされて主張する人が少なかった)思想を主張しているために様々な人が飛びついているに過ぎないという考え方が一般的かもしれない。
しかし、それは、様々な思想が悪とされて公でのコミュニケーションから封殺されてきたということでもあると思う。
片方には「憲法9条(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%86%B2%E6%B3%959%E6%9D%A1)」や「国旗掲揚拒否」「国歌斉唱拒否」があって、反対側には「侵略戦争否定」「軍隊や核兵器の抑止力」がある。
この両天秤の思想は国際社会情勢の中で臨機応変に変化していく中で議論される問題で、感情論で結論付けていい話ではないし、リアルタイムに変化していくものに対応するために議論し尽くされることはないと思う。
各国家は状況を見極めつつ、軍縮を行ったり、拡大を行ったりしながら調整している。日本も追従しろというのではなく、しっかりした議論を行った上での路線であれば問題ないと思うが、現在、その議論ができているとは思えない。
「日本国憲法9条」は守るべき一つの理想形ではないかと思う。それは日本が戦国時代から江戸時代までの流れの中で学んだ一つの結果に通じるものがあるのではないかと思うからだ。
一方でパワーバランスという発想も理解できないことも無い。ただし、日本は本土決戦をして焦土となれば資源も無く占領する価値の無い国だと思う。日本を支えているのは経済力であり、加工貿易という技術だ。日本一国を守るためには過剰な軍備は単に近隣を刺激するだけで利益が無いかもしれないと思う。
ところが、もう一つ要素があって、アメリカとの「安全保障条約(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%85%A8%E4%BF%9D%E9%9A%9C%E6%9D%A1%E7%B4%84)」という厄介なものがある。近隣の国は大して気に留めていない(戦争をすれば戦争好きのアメリカが遅かれ早かれ介入してくるから)が、日本国内では軍備はアメリカに頼り「憲法9条」を守る、という方向性も生まれるからだ。選択肢が広がるのは悪くないのかもしれないが、地球全体が統一された統治組織を持っていない現在、各国が自国民を優先することが十分ありえる以上は、軍備を完全に他国に依存するのはどうかと思う。特にアメリカが保守的な宗教国家であるということが「ダーウィン生誕200年、米国では「進化論」浸透せず(http://www.cnn.co.jp/science/CNN200902130012.html)」という記事からも明らかになっている。日本も同種の国家であればいざ知らず、雑多な宗教や思想、独自の文化を持った全く異なる国である。依存しすぎると危険なことになりはしないかと思うしだいだ。
もう一つ、議論が尽くされていないのが経済だと思う。
今、経済で議論されているは「誰が得をするか」だけだと思う。基本的に経済政策は、全国民が得をする方向で考えるべきだし、全員が得をするためには、経済の連鎖と社会構造を将来にわたってどういった形に持っていくのが良いかという議論だと思う。
日本は、共産化したほうがいいかもしれない。共産とは資本を所有する者が国家只一つになるということ。国内の資源が乏しい日本は対外的な輸出を主軸にした経済活動を行っている。国際社会の中で競争力を高めていくには国内の資本を結集する必要がある。とすれば、資本が分散しない共産主義という国家形態は日本に向いているのかもしれないと思う。
ただし、同類の共産主義国家の傘下に入るという意味ではないし、完全に資本を国家に統合するのが良いと考えているわけでもない。現在の社会は貧富の差が拡大している。この集約された資本を国際競争力の向上のために方向付けるために国家権力が介入する余地を与える、といった方向性が柔軟ではないだろうかと思う。大きくなった資本は公共性が高い、と思うからである。
また、単純に税金で資産を巻き上げて法律で企業を縛りつけるだけでは企業は育たないと思う。
最後に、議論がされていないという問題を「マスコミが誘導し議論をさせない」という論調を目にすることがある。また、教育の現場が偏った思想で洗脳しているという意見も目にする。どちらの意見も間違ってはいないと思うが、全面的に正しいわけでもない。要するにどちらの議論も結局のところ国民が利益を享受していたからこそ素直に誘導されていたのである。
今は情勢が変わったに過ぎない。過去まで掘り下げて全て悪とするのではなく、良いと思われる方向へ導く必要があると思う。
とまあ、偉そうなことを長々と書いたわけですが、日本という国が不安だという気持ちが国民ひとりひとりの意識を変えて国政を考えるようになればと思ってます。
ちなみに私は支持政党というものがありません。それが最も良くないことなのかもしれません。
P.S.
こんなスレッドを見つけた。「僕は新自由主義の神になる! 新自由主義の功罪(http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51437554.html)」勉強せんといかんなぁ、と思った。
あと「共産党に海外メディア取材殺到 党員増なぜ?(http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2009/03/01/20090301010003811.html)」同2ちゃんスレ「【政治】資本主義大国の日本でなぜ? 党員増加で共産党に海外メディア取材殺到(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235900915/)」とか。「“尖閣の領有権 米は中立”(http://www3.nhk.or.jp/news/k10014470661000.html)」同2ちゃんスレ「【国際】 「尖閣の領有権問題、アメリカは(中立で)いかなる立場も取らない」…米国防総省セドニー次官補代理が北京で発言★2(http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235895910/)」

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