Dell ChromeBook11(初期型)のAndroidOSインストールメモ

■動作確認:◎

■機器確認
ChromeBookハードウェアの比較表
発売:2014年4月
メーカー:Dell
モデル:Chromebook 11
CPU:1.4 GHz Intel Celeron 2955U
1.7 GHz Intel Core i3-4005U
RAM:2GB DDR3・4GB DDR3
ストレージ:16GB eMMC
画面:11.6 in(29.5 cm)
SeaBIOS:標準の SeaBIOS にパッチ適用が必須
初見:カスタムファームウェアが利用可能

■Developer Mode(開発者モード)の有効化
Chrome OSをDeveloper Modeで起動する

まずはシステムbashをフルで使うために、Chrome OSをDeveloper Modeにする必要がある。

1.ESC+RefreshF3+POWERを押す。すると、リカバリモードで再起動する
2.“Chrome OS is missing or damaged.“というメッセージが表示されるが、気にしないでOK。この画面で、CTRL+Dを押す
3.“To turn OS Verification OFF”という確認メッセージが表示される。ディベロッパーモードが有効化されるとシステム部分を更新できてしまうので、それでもいいの?という確認だが、Enterを押すとそのままディベロッパーモードでの再起動が始まる。ローカルデータも消去されるが、自分の場合はGoogleアカウントベースで同期している情報がほとんどなのでそのままOKした
4.“OS verification is OFF”という表示がされ、あとは自動的にディベロッパーモードでの再起動が行われる
5.自分のGoogleアカウントでログインする

■SeaBIOS にパッチをあてる
Chromebook11

警告: ファームウェアの RW 部分が駄目になってしまう可能性があります。そのときは、ChromeOS リカバリスティックを使ってリセットしてください。
Dell の Chromebook に載っているバージョンの SeaBIOS は上手く動作しないため、動作するようにパッチをあてる必要があります。

1.Ctrl+Alt+Tでcrosh windowを開いて下さい。
2.shellコマンドでbashシェルを開いて下さい。
3.sudo bashでスーパーユーザーになってください。
4.Wolf: Legacy boot does not workからパッチがあてられた seabios.cbfs をダウンロードして、Downloads に保存します。

5.以下のコマンドを使って SeaBIOS にパッチをあてます:
# cd ~/Downloads
# flashrom -r image.rom
# dd if=seabios.cbfs of=image.rom seek=2 bs=2M conv=notrunc
# flashrom -w image.rom -i RW_LEGACY

■SeaBIOSの有効化
ChromeOSデバイス

1.スーパーユーザーシェルで以下を入力:
# crossystem dev_boot_usb=1 dev_boot_legacy=1
2.マシンを再起動。
3.白いブートスプラッシュ画面で Ctrl + L を押すことで SeaBIOS を起動できます。

「AndroidOS x-86を用意する手順」

■起動ディスク/USBメモリを作成する
Windows PCにAndroid-x86をインストールして再利用する (1/3)

Android-x86は、32bit版と64bit版が提供されているので、インストール先となるPCに合わせて選択すること。64bit対応のPCでも、古いPCの場合、64bit版では正常に起動できないこともあるようだ。そのような場合は、32bit版を利用するとよい。

Android-x86 7.1の場合は、Webブラウザで以下のURLを開き、32bit版なら「android-x86-7.1-r2.iso」、64bit版なら「android-x86_64-7.1-r2.iso」をダウンロードする(64bit版はファイル名に「_64」が付いている)。

Android-x86

USBメモリからインストールする場合は、容量1GB以上のUSBメモリを用意して、フリーソフトウェアの書き込みツール「Rufus(ルーファス)」を使ってUSBメモリに書き込めばよい。

Rufus

■Android-x86をPCにインストールする

Windows PCにAndroid-x86をインストールして再利用する (1/3)を参考に作業する。

まずは、USBから起動してみてのテスト。メニューの一番上を選択。
WifiとBluetoothの動作がおかしいので、いろいろと探してみるものの、見つからず。ChromeBookに戻りBluetoothをOFFにしてもう一度起動すると今度はWifiが繋がらず。

◆USBポートが二つあったので、USBメモリからUSBメモリにインストールしてみたけど、ブートローダーをインストールできず、とりあえず中断。

コメント

“Dell ChromeBook11(初期型)のAndroidOSインストールメモ” への3件のフィードバック

  1. […] 以前の記事「Dell ChromeBook11(初期型)のAndroidOSインストールメモ(http://blog.lice.jp/2019/12/12/4867/)」の作業で参考にしたArchLinux(https://www.archlinux.jp/)のインストールページを眺めていて、DDell ChromeBook11(初期型)にArchLinuxをインストールしてみようか、と思い立ったものの、作業をしてみたけど、やはり行き詰ってしまったので、「NECの古いノートPCにAndroid_x-86(8.1)をインストールしてみた。(http://blog.lice.jp/2019/12/15/4952/)」で使ったノートPCにAtermMR5LNをインストールしてみようと、要するに簡単なところから始めて問題点を探ってみようと思った次第です。 […]

  2. […] 以前の記事「Dell ChromeBook11(初期型)のAndroidOSインストールメモ(http://blog.lice.jp/2019/12/12/4867/)」の作業後のトラブル対応作業メモ。 […]

  3. […] Dell ChromeBook11(初期型)のAndroidOSインストールメモ […]

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