スマートフォンのゲームアプリ(FFBE幻影戦争)

以前、スマートフォンのゲームアプリ紹介(https://blog.lice.jp/2012/04/26/4393/)をしてから随分と時間が経ってしまった。現在はゲームに費やす時間が少なくなり現状で頻繁に行っているゲームは二つぐらいになった。趣味の記録として現状を記録しておきたい。


■FFBE幻影戦争(公式ページhttps://www.jp.square-enix.com/WOTV/)
FFT(ファイナルファンタジータクティクス)のシステム的な続編として2019年からサービス開始している。一周年を過ぎて課金ゲームの名をほしいままにしているお金のかかるゲームだが、タクティクス好きには課金を無視してのんびりと遊べるゲームでもある。
キャラクタはガチャ及び配布があり、キャラクタの欠片を集めて限界を突破してレベルを上げて行く。また、スキルはジョブレベルを上げながらスフィア(スキルマップ)を経験値で開放しながら獲得していく。各キャラクタは成長させる事が出来るジョブを三つ(メインジョブとサブジョブ二つ)持っていて変更は出来ない。獲得できるスキルもキャラにより決まっていて同じジョブでもキャラクタによってスキルが違う。今のところイベント毎にイベント期間のみ獲得できるキャラクタがあり、キャラクタの欠片もイベント期間のみ配布(先日多少緩和された)となっている。イベントキャラは課金前提で急いで育てなければならず、お金をかけたからには多少なりとも通常のキャラクタよりは強くなっているので、課金を煽る結果となっている。弱いキャラクタで攻略する楽しみもあるが、多くの人が強いキャラクタ育成に力を入れており、課金は止まらない状態である。

・オート戦闘
キャラクタ育成に重点が置かれている理由として、一つはオート戦闘がある。キャラクタや武具やその他もろもろに必要なアイテム等を得るために、戦場を何度も周回しないといけないシステムになっている。アイテムの必要数やドロップ確率の為、百回以上の回数をこなす為に「オート」というモードがある。
キャラクタが自動でタクティクスな戦場を移動して敵を倒してクリアし続けてくれる。スキルの使用をコントロールする事は出来るが、ルーチンはコンピュータ任せである。もう少し、優先する行動を決められたりターゲットを絞る事が出来たり指示出しが出来るようになれば自分が戦闘している感じがするのだが、とは思う。戦闘途中でオートをオフにして自分で操作し、またオンにする事が出来るので、多少面倒だが一人のキャラだけ操作するとかも出来なくはない。
ただルーチンの行動がこちらの意にそぐわない場合でも、事前に知る事は出来ないし、巻き戻しも出来ないので、オートのONとOFFを切り換えつつ使うのは毎回試行錯誤が必要になってくる。
因みに、現状のルーチンは出来るだけ遠くから敵を倒そうとするし、出来るだけ合計ダメージの多い行動を優先(スキルにより複数の敵に攻撃できる場合もあるため)となっているようだ。またバフを優先的にかけるために戻ってくるキャラクタと敵に向かって突き進むキャラクタがいる。バフを優先するキャラクタのバフスキルを使用停止にすると、する事が無いために敵に突っ込んでい行ったり、行動を変更する事は出来るが、使用停止したスキルは周囲に敵が居なくなってする事が無くなっても使うことはない。

・相性の問題
各キャラクタには得手不得手がある。剣を使う斬撃攻撃、槍や矢の刺突攻撃、素手の打撃攻撃、魔力を使う魔法攻撃をそれぞれのキャラクタが持っていて、ダメージを受けるキャラクタも斬撃に弱いとか魔法に弱いとか数値が決まっている。また8つの属性があり火、氷、風、土、雷、水、光、闇がそれぞれ相関して相性になっている。例えば、火は水に弱く氷に強い、とか。
なので、氷属性の刺突に弱い敵には火属性の槍攻撃キャラクタが最もダメージが出る。
キャラクタの属性やスキルはキャラクタ毎に決まっているので、特定のマップでは特定のキャラクタでないとクリアが難しい、なんて事も発生する。つまりガチャで特定のキャラクタを引き当てて、課金をして育成をする必要が出てくるのである。
別に急いで育てなくても無課金でのんびりしていても良いのだが、特定のキャラクタが必要なマップは期間限定で、のんびりしているとクリアする前に遊べなくなってしまう、事が多い。

・ビジョンカードと召喚獣と武具
育成の中にはキャラクタだけではなく、ビジョンカード、召喚獣、武具もある。
「武具」は武器防具アクセサリの3種類で、強さのランクと以下の種類、アサルト(攻撃型)、バイタル(体力型)、シールド(防御型)、バリア(魔法防御型)、エイム(命中型)、クリティカル(必殺攻撃型)とプラス補正が+1から+5まである。他にアビリティが付いていたりして、命中アップ3とか、防御貫通20とか、武具のステータスに更に追加される事になる。
武具は各キャラクタに最大3つ付ける事ができて、武器と防具は一つずつ、アクセサリは複数装備が可能となっている。
「召喚獣」はFFでお馴染みの召喚獣を各キャラクタ毎に一つだけ装備する事が可能となっている。召喚獣にもスフィアがあり、召喚獣のレベルを上げてスキルポイントを得て割り振る事で、装備した時の恩恵が得られる事になる。スフィアの内容は火攻撃アップとか、魔法耐性アップとか刺突攻撃アップなどと、召喚獣の直接攻撃である召喚魔法である。召喚魔法は戦闘中に召喚のポイントが貯まると使えるようになる攻撃で、能力アップは装備しているだけでプラスに働くモノとなっている。また召喚獣に能力値があり装備したキャラクタの能力に追加される。
「ビジョンカード」はキャラクタや召喚獣や戦争の場面を絵にしたカードで、アビリティと装備したキャラクタの能力値に加算する数値が設定されている。アビリティは装備した個人に効果がある付与効果と味方全員に効果があるパーティーアビリティがあり、斬撃アップとかストップ耐性とか様々な効果がある。パーティメンバーの中で被ったパーティアビリティは高い方のみが効果を発揮するし、例えば闇属性のみ斬撃アップとか属性限定効果や、特定のキャラクタのみ効果がある付与効果等がある。
ビジョンカードにも覚醒とレベルがあり、キャラクタと同じく欠片を集めて成長させていくと効果が高くなる。

・ストーリーモード
幻影戦争という名前が付いているだけあって、ちゃんとしたストーリーがあり、キャラクタが戦争の中を生き抜いていくドラマがちゃんと存在する、のだが、出撃するキャラクタは自分がガチャで引いたキャラクタで、下手をすると敵にも味方にも同じキャラが居たり、話の主人公となるキャラクタを含まずに戦闘が出来たりと、扱いが軽い。アイテムドロップの為に周回する事を前提にしているので仕方が無いのだろうとは思う。ただ、主人公のストーリムービーの後に主人公が敵とするマップがあったり(主人公が敗走するシナリオの為)するので、何とも言えない。クリア条件も全滅かターゲットキャラクタの殺害だけで、「逃がすな」とか「アイテムを奪え」とか「特定の場所に移動」とかは無い。ルーチンが面倒くさいから却下されたのかもしれない。
ストーリーでもう一つの問題は、戦争だから仕方がないのかもしれないが、結構なキャラクタが死んでしまう事である。現在進行中のストーリーなので今後の事は判らないけど、キャラクタが死んでしまうとそれ以上のドラマを作る事が出来ないので、キャラクタの思い入れが無くなり、能力値のみの駒になってしまう。悪役キャラクタに抵抗がある人が悪役キャラクタが死んで駒として使うようになる場合もあるが、思い入れがあってあまり強くないキャラクタを必死に育てていたところでストーリー上で死んでしまい、思い入れが無くなり弱いために使わなくなるというのも十分あり得る。全員が生き残る戦争もストーリーとしてはどうかとは思うが、死に損なったぐらいの方が何となく強キャラっぽくて良かったのではないかと思う。

・幻影戦争の楽しさ
上記の相性やビジョンカード、召喚獣、武具の組合せを考え、敵や味方の能力値等から戦場の動きを考え、理想となるように育成して、実際に戦闘を行う楽しさと言うのは、様々な意味で時間がかかる。これが面白いと感じれば幻影戦争に向いているのかもしれない。多少なりとも面倒くさいと思う人はキャラクタのブリーダーになって、自分のキャラクタが勝つのをオート戦闘で見るのも楽しいかもしれない。

・今後の要望(とりあえずメモ書き程度に)
一般キャラクタ(スキルパターンを決められるORランダムで決まる)
⇒上記で書いたが、特定キャラクタのみの攻略を緩和する意味で、弱いけどスキルの組合せで攻略する幅が広がる。
モンスター育成と戦闘参加(主にチョコボ、たまご機能はいらないかも)
⇒出撃キャラクタ枠を一つ消費するがチョコボに乗ってマップ上を駆け巡るのは楽しい。青魔法のラーニングが無いので、敵モンスターを捕まえて育成できれば戦闘の幅が広がる。
旧ジョブ(旧スキル)復活
⇒モンスター育成なら「まじゅう使い」が欲しいし、高低差無視移動とか二刀流とか戦略が広がる。話術師や風水師の弱さとか射程の長さとかバランスが取れていたと思う。オーランの占星術師は一度使ってみたい。
旧デバフ(アンデット等)復活
⇒まだ出てきていないのは「アンデット」「オイル」「吸血」ぐらいだけど、骸骨にアンデット特性が無いのが驚きだった。
ジャンプや水中の復活
⇒レビテトでも河を渡れないのが悲しい。今までのマップの様相が変わってしまうので導入は難しいと思うけど、移動が制限される浅瀬とか沼とかは面白い気がするけど。
ストーリーマップで敵味方の入替と勝利条件の多様化
⇒そもそもマップのタイプが少ないのも問題があるが、助ける、出口へ逃げる、アイテムを取る、一定時間耐える、技の発動まで耐える、モノを壊す(牢の柵や大型武器等)、タイマン、隠密移動、開錠、接敵して会話して改心させる、特定キャラのみ出撃、用意したキャラで攻略、詰め戦闘(パズル)、敵を逃がさない、アイテムを奪われない、一定時間で倒す、技を使わせない、壊されないように守る、隠密行動を見つける、など。
地形や天候による変化
⇒草地や砂地や雪や氷で状態が変わるような効果が全くないので多少でも天候も含めた効果があると楽しいのだけれども。

・Youtubeでの動画(幻影戦争で検索https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B9%BB%E5%BD%B1%E6%88%A6%E4%BA%89)
攻略やレイド攻略生配信、新しいシステムやキャラクタ紹介などを行っている。運営会社がYoutuberからリオニス公式大使を選出したりリオニス国営放送というタイトルで動画を上げたりして盛り上げたり炎上したりしている。

・攻略サイト
Game8-FFBE幻影戦争攻略Wiki(https://game8.jp/geneisensou)
アルテマ-FFBE幻影戦争攻略Wiki(https://altema.jp/ffbewotv/)
ゲームウィキJP-FFBE幻影戦争攻略Wiki(https://ffbegenei.gamewiki.jp/)


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