Raspberry PiにPoEの基板を装着してみる。

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Raspberry Piに依らずパソコン系統や電子機器類は配線が邪魔になります。配線が減ることで利便性が上がるのはワイアレスマウスやワイアレスキーボードが売れているのを見れば明らかでしょう。実はHDMIも給電できるらしいし、USBは双方向で給電できるのでスマートフォンにUSBハブをつけて一つの口を電源に接続すると給電しながらUSBポートが使えたりと、便利に使える機能もあります。

ネットワーク機材は設置場所を選ぶ事があるためPoEというLANケーブルから給電するシステムがあり、APはLANケーブルから電源と情報を受け取る事ができるようになっている機材も結構な数販売されています。
今回購入した基盤(HAT)は、RaspberryPiのLANポートをPoEにして給電できるようにするものでUSBでの電源を必要としなくなります。
PoEでの給電は本体がPoEに対応するだけでは成り立ちません。普通のLANケーブルに機材を動作させる電力を供給するLANのHUBがひつようになります。

Raspberry Pi PoE+ HAT
Raspberry Pi PoE+ HAT

TP-Link スイッチングハブ 5ポート PoE+ (4ポートPoE+、各30Wまで) 合計40W対応

RaspberryPi用PoE+HATはAmazonでも似たようなものが販売していましたが、値段を考慮してスイッチサイエンスで購入しました。

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基盤はHATと呼ばれる規格で、RaspberryPiに上手くはまるように設計されているので問題なくはまるかと思いきや、少し浮いてしまいぴったりとは行きませんでした。はまり方も硬くてGPIO端子の部分がぴったりとしなかったり、基盤部分が傾いたりたわんだりするのを調整しました。それでも、PoE対応のスイッチングハブにLAN接続をすると、電源ランプが点灯して、通電している事を確認しました。

故障なのか仕様なのか不明ですが、基板上のファンがうまく回ってくれませんでした。現状ではクロックアップをしたりとかは考えていないので、特に問題はありませんが、今後作業を行うにあたっては、回ってくれた方が良いので、後日もう一度動作確認を行わないといけないかと思います。

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まあ、当然ですが、Windows11をインストールしたSSDで運用していますが、問題なく動作しています。RaspberryPiに限りませんがドライバー等が必要なものとそうでないものが周辺機器には混在しているので、試してみるまでわからないと言うところが怖いですね。

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