RaspberryPi400の購入と動作確認


RaspberryPi400の日本語キー版を購入しました。今更RaspberryPi400なのかと言うと、RaspberryPi4の品切れが長引いていて、現状で販売店によっては2022年11月入荷予定になっているところもあって、入手は不可能と諦めていた事と、RaspberryPiZero2Wが日本で発売になるとアナウンスされていたのですが、発売予定のまま一向に発売される様子がない事が主な理由です。RaspberryPiZero2Wは技適が通ったら発売するというアナウンスがあったのですが、半導体不足に突入して海外でも品切れ状態になっているので、商品が潤沢になってから発売する予定なのかもしれません。

運悪くといいますか、半導体不足でRaspberryPi4が日本で品切れて、RaspberryPiOSの64bitが正式にリリースされました。私はRaspberryPi4にPoEを付けてWindows11をインストールして、ファイルサーバーとして動作させる事を考えていた事もあり、OSを入替えてテストする為の環境になっていなかった事もあり、RaspberryPi4の発売が再開するのを心待ちしていました。情勢不安のせいなのか単なる需給バランスのせいなのか、何とも言えませんが半導体不足は収まる様子が無く、RaspberryPi4の発売する見込みも遠のくばかり。その中でRspberryPi400がスイッチサイエンス(https://www.switch-science.com/)というサイトで潤沢に在庫を持っていたので購入する事にしたわけです。

RaspberryPiにはモバイルバッテリーで動作する携帯用PCという位置づけで興味があったので、携帯できても電車内等で操作が難しいRspberryPi400は当初、興味がありませんでした。GPIOもRaspberryPi4と位置関係が違うためHatに互換性が無いものもあるだろうし、メモリも4M限定でWindwos11を動作確認したかった8Mではない。電子工作の教育用に値段との兼ね合いで設計された機器なので、要求を満たさない部分は多くありましたが、分解しての動作も問題ないという検証もあり、64bitOSの動作確認、e-Paperのプログラミング、GPIO接続のモニタ、RaspberryPiPicoの動作検証作業には使えるかなと考えています。


パッケージは、様々なレビューで書かれていた通り、思った以上に小さいです。付属品が一切ないので商品サイズがそのままパッケージのサイズになっています。GPIOの部分にはゴムの蓋がついていました。USBとかLANケーブルのソケットとかにもゴムの蓋があると良いな、とは思いました。
本体の重さもメカニカルキーボード程度には重量があるものの、単なるちょっと重量があるキーボードと考えるとパソコン本体が含まれる危機としては相当軽いのかもしれません。

動作確認ですが、SDカードを使った起動、SSDに入ったWindows11の起動、携帯用のモバイルバッテリーを使った起動を行いました。起動時や動作時に右上に雷マークの電力不足の印が全てのテストで現れる事がありました。起動の問題、ケーブルの問題等が考えられるので、後日違う環境を用意してテストする必要があるように感じました。

Windows11はRaspberryPi4に外付けSSDにインストールしたものをそのまま流用しました。起動後の動作確認中に一度強制再起動がありました。原因が不明ですが、RaspberryPi4とRspberryPi400での違いが問題となっている事も考えられるので、後日、RspberryPi400用のSSDを用意してインストールしてみようと思います。

電力を供給するUSBケーブルですが、目の前にあった長めのモノを使用しました。また、コンセントプラグも特に厳選しませんでした。数字的には問題は無いと思いますが、電力不足の原因はここら辺にあるのかもしれません。


とりあえず、久しぶりに購入したRspberryPiでRspberryPiPicoの動作確認等も行いたいのでRspberryPiOSのセッティングをしていければと思います。Windows11もメディアを用意してクリーンインストールの動作テストも行うことが出来ればと思います。RaspberryPi4の発売再開とRspberryPiZeroW2の発売もまだまだ先なので、RaspberryPi400で作業が出来ればと思っています。


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