幻影戦争の攻略があてにならない場合が多い事

FFBE幻影戦争(https://www.jp.square-enix.com/WOTV/)というゲームはそれなりに難しい。オートモードが実装された為に敷居は随分低くなったのだが、様々な要素が多く影響する為に、攻略情報があてにならない、と言うのも敷居を上げている原因だと思う。

■友好
各キャラクタはお互いに友好レベルを持っている。これは、一緒に出撃して隣接して行動した際にポイントが付与されてレベルが上がる仕組みになっていて、友好レベルが高いキャラクタが同時にしゅつげきしていると能力値にプラスの補正がかかる仕組みだ。
召喚獣とキャラクタにも友好レベルが設定されていて召喚獣を装備して出撃すると装備した召喚獣のキャラクタに対する友好レベルにポイントが入る。
この二つの友好レベルは事前に確認できるが、キャラクタ同士の友好レベルの能力補正は出撃前には確認できない。以前、友好レベルの高い二つのキャラクタに友好レベルの低いキャラクタを合わせてパーティにした。装備などを調整して行動順を組み替えようとしたのだが、友好レベルの補正の為に調整した数字通りの行動順にすることが出来なかった。こうなると全てのキャラクタ同士の友好レベルを最大にして均等に補正がかかるようにしないと、細かい調整はカンを頼りにせざるを得ない。

■マスタリー
ユニット画面の左下に「マスタリー」というボタンがある。これは、持って居るキャラクタの属性ごとの総合レベルが一定数を超えた場合に称号とアイテムがもらえるシステムなのだが、ついでに能力値補正もしてくれる。非常に便利な機能だが、よく考えると面倒な事態になっている。
例えば、課金を多くしてレベルの高いキャラクタをたくさん持っている人は各キャラクタにマスタリーの補正がかかっているので、同じキャラクタで同じレベルでも初心者よりも実質的に能力が高くなっている。攻略ページ、攻略動画を見た時に、中級者や上級者(高いレベルのキャラクタを沢山持っている人が攻略している情報や動画)は、初心者が真似をしても、全く同じ結果を生まない可能性がある。

■ギルドの石像
完全にひとりでゲームを進めている場合には気が付きにくいのだが、ギルドに加入すると石像を育てるミッションみたいなものが発生している。この石像は二種類あって、一つは一日三つのアイテムをお供えするとポイントが入るようになっていて、一定数でレベルが上がる。もう一つはバトルをするとポイントが入り一定数でレベルが上がる。どちらの石像もレベルが上がると能力補正がある。
ギルドに参加しているかどうか、参加しているギルドの石像のレベルが高いかどうかで能力値に補正が入る。ギルドは流動的なので初心者でも石像レベルが高いギルドに入る事は可能であるので、回避策が無い訳ではないが、石像レベルが高いギルドはギルドランキングで上位を狙っている場合が多い。よって初心者やあまり熱心ではないユーザーは入団できなかったり入団出来ても居心地が悪かったりする。自分でギルドを作れば石像レベルは当然0から始まる。この状態で石像レベルが高いギルドに所属しているプレイヤーの攻略情報はあてにならない可能性が出てくる。

■能力補正は表示されない
幻影戦争のメーカーに問い合わせをしてみた。能力補正に関する情報についてである。問い合わせる際にメールの公開に関しては禁止されていたので、全文を公開する事は避けるが、マスタリーや石像効果の影響でプレイヤー同士に能力差が生じる場合があり、それは「クエスト」「マルチ」「マッチバトル」問わず反映するとの事、それぞれのステータスが幾つ上昇しているかといった詳細な内訳は確認できないとの事だった。

■結論
以上の事から初心者は初心者同士の情報交換が非常に有用であると言う事。また上級者を目指すにあたって、様々な情報の中で取捨選択をしていかなければならない、と言う事は、無駄に躓かない為に有用だと思う。上級者の情報をうのみにしてパーティを組んでみたものの、思ったようにミッションがクリアできない場合が発生するが、それは見えない能力補正の可能性もある。
そこが分かっていれば、試行錯誤の方向性もまた違ってくるのではないかと思う。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です