フェミニスト、痴漢、電車、弱者、テレビ、選挙:「女性専用車両問題」「テレビを見たがるバカ、テレビに出たがるバカ」「平成十九年東京都知事選挙結果」

 「女性専用車両に乗車した視覚障害の男性に冷たい言葉を投げつける女性客(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/952276.html)」が問題になっている。タイトルを見れば記事内容も想像できるが、女性専用車両に男性の視覚障害者が乗り込んできたのを、「「ここは女性しか乗れませんよ」と女性客に注意」されたらしい。女性専用車両には交通弱者も乗る事ができるキマリになっているそうで、この視覚障害者の男性は間違って乗ってしまったわけではないようだ。もし仮に間違って乗ったとしても、視覚障害者に対して「注意するのが親切」と考えたのだろうか。
 ここで鉄道会社のアナウンスの少なさ、「女性専用」というネーミングから来る誤解が女性の無知を促していると考えるのは容易い。が、何も考えずに「女性専用車両」に乗っている無知な女性にも問題はないだろうか。
 自分たちが享受しているものが何なのか、もう少し頭を使ってもいいのではないかと思う。
 「「おもしろかったので…」 TBS、街頭インタビューで同一人物使う「過剰演出」(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/952892.html)」というテレビネタが話題になっている。過去2回、このブログでも取り上げた(http://shonenalice.seesaa.net/article/37786020.html、http://shonenalice.seesaa.net/article/37425625.html)。私はテレビに期待するところが無いのでテレビに対して意見は無い。しかし、視聴者には意見したい部分が多い。
 私は何度かテレビのインタビューも受けた事があるし、演出に関わった事があるし、カメラアシスタントとして制作の手伝いをした事もある。はっきり言ってNHKでもTBSでもこの程度の演出は「普通」だ。テレビと仕事で関わっていつも思うのは、どうしてみんなテレビに出たがるのか、という疑問である。それを真剣に悩んでしまうぐらいみんなテレビに出たがるのだ。テレビに出たがるからテレビ局からの「演出」の指示も喜んで受けるし、無報酬でテレビの言う事を聞いてしまうし、無報酬な故に関係が不透明になりがちなのである。
 テレビ局のスタッフだって被害者と言えば被害者だ。給料は少ない、休みも無い、番組制作の時間も予算も無い。時間がないから思い描いたシーンをできるだけ手早く撮るために、人を用意してセリフを用意する。こうすれば、現場に行って適当な人を捜すよりもずっと手間をかけずに思ったようなシーンが作れる。それを見た上司が他の現場スタッフにも同じやり方をするように指示する。悪循環。
 しかし、2ちゃんねるに散々文句を言われて反発している2ちゃんねらーも、テレビの事は同じように文句を言っている。インターネットは真偽のはっきりしないメディアなわけだが、実はテレビだって真偽のはっきりしないメディアなのは変わらないのだ。それをわきまえずに見るテレビほど怖いものはない、と思う。
 平成十九年東京都知事選挙は石原慎太郎都知事に決まったようです。NHKの選挙速報(http://www3.nhk.or.jp/senkyo/html/senk/13/skh1300.html)によると投票率が50%を超えていて、なおかつ石原慎太郎知事は50%以上の得票率だったようなので、候補者が何人居ようが当選してたって事ですね。
 ところで、私が投票した外山恒一氏ですが、8位でした。「泡沫候補」と言われメディアからも無視されはしていましたが、まあほどほどなのではないかと思います。私が彼に投票した大きな理由は、彼のサイト(http://www.warewaredan.com/contents/)をよく読んでずいぶん勉強になった、その恩返し的な部分が大きいです。私は政治的にファシズムに近い考え方を持っているようです。村上龍の「愛と幻想のファシズム」や吉本隆明の「共同幻想論」を読んだりしていたので共感がしやすかったのかもしれない。
 ただ、彼の持論を読んでいて、大きな欠点も幾つか見えた。それはある意味で自分の欠点とも言えるもので、それに気がついただけでも良かったなぁ、と思っています。