CNETというニュースサイトで「米「ユーチューブ」、日本の視聴者急増 「ギャオ」を逆転(http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20169127,00.htm)」という記事を見つけた。YouTubeがGyaOのアクセス数を上回ったという記事だ。ネットでの動画閲覧が浸透しているという意味では素晴らしい。が、YouTubeが著作者を侵害する動画も配信されているため、今後の動向は不明と締めくくっている。
動画の引用に関して、「動画コンテンツの引用問題(http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~kiyoshi/papers/movie_quatation.html)というページもあった。細切れにされた番組を引用とみなすかどうかという話だが、結論は批評目的でのアップロードは適法だが、アップロードのみは違法性が高いとの話のようだ。
インターネットはパソコンの集合体で、パソコンはプログラムで制御できる。自動化できるから素晴らしい面もあるが、その自動化を悪用する知恵とのいたちごっこを基本とするシステムでもある。ウイルスが良い例だ。ネットで目覚しい活躍をしたYahooは自動化に頼らずに手動でがんばっていた検索サイトだったが、Googleの台頭に負けて自動化に進んだ。2ちゃんねるはボランティアと人間の良心に頼って運営している。Winnyは開発者が逮捕された。
ネットの犯罪に警察が乗り出すようになり、裁判で白黒がはっきりするようになった。だからといってネットの中が安全で安心できる社会かと言うと、それはネットの外と同様に常に不安定だ。
少数の会社で管理しているテレビ番組だって、違法な放送をすることだってある。放送局だってはじめから完璧だったわけではない。よりよいサービスにするために導くというやり方もあるはずだと思う。
YouTubeは面白いサイトだと思っているので、良い方向へ向かえばと願っている。
GyaO対YouTubeって・・・
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