2ちゃんねるのええ話「てんこもり。」が発掘した「【過激】知的障害者の女とのセクス」、でもやっぱり2ちゃんねる。

 「【過激】知的障害者の女とのセクス(http://tenkomo.blog46.fc2.com/blog-entry-237.html)」および「【過激】知的障害者の女とのセクス その後(http://tenkomo.blog46.fc2.com/blog-entry-238.html)」を読んで久しぶりに感動して、軽く涙を流した。2ちゃんねるでもええ話がまだまだあるんですね。ずいぶん古い記事だけど。タイトルも過激っぽいし。とにかく全文を通して読んで見てください。
 不覚にも感動して、その上、涙までしてしまったわけですが、コメントなどを読んでいると、なんだか突っかかってくる人もそれなりにいますね。さすが2ちゃんねると言わざるを得ないと思います。
 照れ隠しできつい言葉を投げかけている人は別にしても、それなりに批判的な人の趣旨が見えてこない。二人の関係に嫉妬しているわけでもなければ、身体障害者という立場の人に対する偏見でもないとすると、彼らは何を言いたいのだろうか?
 私が思うに、対等な立場にいられない健常者と障害者という二人の関係に対して、夫婦や恋人ではなく、保護者と被保護者、利用する人と利用される人、虐待する側と虐待される側という側面を見てしまうのではないかと思った。
 しかしよく考えて欲しいのだが、完全に対等な関係の人間なんているのだろうか。違う人生を歩んできた二人の人間の、関係のバランスを取ることはできる。極端な例でいけば「頭が良いけどひ弱なやつ」と「頭は良くないけど強いやつ」はある意味でバランスが取れているが、完全に対等ではない。頭を使う場面では前者が優位に立つし、肉体が必要とされれば後者が優位に立つ。
 障害者は社会性が低いために健常者と対等にはなれない、と言う偏見は、結局のところ「社会性」が問われる場面においての話であって、それ以外の場面では障害者が優位に立つこともあるかもしれない。障害者の事を良く知らないので、何とも言えないが。
 2ちゃんねらーたちは「ネタ」もしくは「釣り」という疑惑を常に持っているというところも、2ちゃんねるらしい。感動したんだしどっちでも良いと思っているが、ちゃねらーはそうは考えない。
 例えば、募金とか脅迫とか、実際に被害が出るようなことを推奨しているスレッドで嘘があれば、それは追求してしかるべきだと思うのだが、単純に話が膨らんでいったスレッドで「ネタ」とか「釣り」とか言ったって、と思う。実際に書き込んだ人が創作だったとしても、世の中に2ちゃんねるに書き込まない人たちの中で、似たような話が進行したりしているかもしれない。
 嘘がいけないのは人を傷つける時だと思う。この話に嘘があってもほとんどの人は傷つかないような気がする。
 2ちゃんねるに対する見方が少しだけ変わりました。


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“2ちゃんねるのええ話「てんこもり。」が発掘した「【過激】知的障害者の女とのセクス」、でもやっぱり2ちゃんねる。” への1件のコメント

  1. コンセントレーション活動記録のアバター

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    たまにはこんな記事もということで・・・知り合いのブログの先のブログ記事のトラックバック先少年ありす記憶箱http://shonenalice.seesaa.net/article/22773200.htmlとりあえず、全部の記事読んでね(ぉぃこれも一つの形でしょ、たまたま世の中に出回っている恋愛作品が…

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