今度は政治家ブログ炎上?

 「「竹中ふざけるんじゃねえ」 河野太郎ブログ炎上(http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2466037/detail)」のニュースを読んで溜息が出てしまった。理由は2つ。
 一つは「炎上」という言葉の意味。私は炎上しているブログを始めて見た(衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版http://www.taro.org/blog/)が、炎上ってこんなものなのかなぁ、という疑問がわいた。もしかしたら、マスコミがあおるために「炎上」という言葉を使っただけの過剰演出なのかもしれない、と考えてしまった。
 特定の記事に関してのコメントがやたら多いだけという感じがする。これをもって炎上と言うのならまあそういうことなのかもしれない。他の事例を知らない以上は比較できない。
 もう一つは、先日日記でも取り上げた「麻生太郎2ちゃんねる発言に沸く2ちゃんねらー(http://shonenalice.seesaa.net/article/24033919.html)」もそうなのだが、インターネットのユーザーをターゲットに過激な発言をして注目を集めようとしている政治家が少しづつ増えてきているような気がする。
 今まではマスコミに取り上げられることが有名になる条件だったと思うのだが、政治家の発想もインターネット広報に本格的にシフトしているのかもしれない。私の個人的な偏見かもしれないが「インターネットの有権者はほとんど投票に行かない」と思われていたのが「インターネットのオピニオンリーダーが投票に行く有権者に影響を与える」という考え方に変わったような気がする(具体的な根拠のない自分自身の感覚だが)。
 また、根強く残っている「ポスト ハマコー」が、政治家の発言を過激にしているような気がするのだが、実際のところどうなのだろうかとも思う。これから元総理大臣になる小泉さんも、発言の過激さを売りにしていた部分もあると私は思っている。田中真紀子さんも尻つぼみにはなったが、発言が過激だったと記憶している。小沢一郎さんも過激といえば過激で売っていたようだ。だが、結局のところ、ハマコー氏の抜けた穴は未だに埋まっていない、と思う(常に必要とされるキャラクタではないので、今は空席でもいいのかもしれない)。
 マスコミであろうがインターネットであろうが過激な発言が好まれる(話題になる)世界であることには変わりがない。新時代のインターネット対応型政治家は、インターネットをどうやって活用していくのだろうかと、半ば興味から、半ば心配から考えてしまったのでした。
参考
炎上した記事「ふざけるんじゃねえ」(http://www.taro.org/blog/index.php/archives/549)
ウィキペディア「浜田 幸一」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E7%94%B0%E5%B9%B8%E4%B8%80)


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