「刻謎宮」

 「刻謎宮」の2巻を読み終わりました。面白いです。
 今度は古代中国に向かいました。時代的には「封神演義」で、太公望とかもでてくるんですけど、あまりにもチョイ役。そういう意味では、封神演義の世界はそれほど堪能できないかもしれません。
 この巻はあまりストーリーの展開が無くて、何と言うか主人公が苦労する話で終わってました。一巻の最後で相対した敵の総大将が、いつ出て来るのかと期待していたんですが。
 それと、一巻では「敵がめちゃめちゃにした歴史を頑張って元に戻す」という意識が作中の主人公たちに強く感じたんですけど、この巻では「敵が滅茶苦茶にしちゃったから、とりあえず何やってもいいよね」的な感じがひしひしと伝わってきます。
 あ、次の三巻、四巻、買ってないや。


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