「ぼくの・稲荷山戦記」を読み終った。読み味としてはほろ苦いハッピーエンドと言った感じで、何とも言えないモノがあった。ライトノベルだったら完全ハッピーエンドになったのかもしれない。もしくはドタバタギャグ系ノベルならもしくは。
購入したときに書いたけど、妖怪ものをある程度期待したが、そこはあまり強調されてなかったところが残念です。要所は妖怪のポイントがあったんだけど。
児童文学の賞をとった作品だけあって面白いけど、つき抜けた先が見えないところが、どうしても扱うネタの重さなのかもしれないと感じました。
あらすじは、主人公が山の神様と仲良くなって事件に巻き込まれていく話です。ぼくらの七日間戦争を思わせる感じがしました。
どうしても、自分の年齢から、主人公よりまわりの大人に感情移入してしまい、筋だてとして納得いかない部分はありましたが、感動できました。おすすめです。
児童文学というのを無視するなら、バッドエンドも全然アリだと思ったんですが、みな様はどう思いますか?
「ぼくの・稲荷山戦記」
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