「DJオズマ」と「発掘!あるある大事典」

 今、テレビが必死だ、と思う。昨年末も末、あと数時間で年がかわるという紅白歌合戦での「DJオズマ」の騒動(ウィキペディア「DJオズマ 紅白騒動について(http://ja.wikipedia.org/wiki/DJ_OZMA#.E7.B4.85.E7.99.BD.E9.A8.92.E5.8B.95.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.84.E3.81.A6)」)である。これは「DJオズマ」がNHKに黙っ
てやった事になっている。が、私は個人的にはテレビ局の無言のプレッシャーがあったのではないかと勘ぐっている(だってその方が面白いし)。だって、どう考えたって天下のNHKであんな企画がまかり通るとは思えない。DJオズマ側だって、NHKに出るという事が今後どうなるのかというのを考えないわけはない(金銭的にも)。こ
こは穏便に行きたいところだが、DJオズマは穏便を選択しなかった。
 プロデューサーとかディレクターとの話し合いが持たれ不祥事を演出したのか、DJオズマが非常識なのか、もしくは、DJオズマにとってNHKというテレビ局すら魅力を感じない放送局になってしまったのか。
 もう一つは、「発掘!あるある大事典」の納豆ダイエット騒動がつい先日あった。何でここまで騒動になったのかよくわからないが、簡単に説明すると「発掘!あるある大事典」の納豆ダイエットに関する内容に捏造があったという話だ(ウィキペディア「発掘!あるある大事典 問題点(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E6%8E%98!%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E5%85%B8#.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9)」)。テレビの捏造なんて「演出」のうちで、珍しい話じゃないんだから騒ぐ事もないと思う。なんで騒がれたかというと、「虚偽のデータを放映したと、2007年1月20日に制作の関西テレビが発表し、千草宗一郎社長らが
謝罪した」かららしい。サイトにも「視聴者の皆様へ(http://www.ktv.co.jp/070120.html)」というページが「発掘!あるある大事典」のトップページ(http://www.ktv.co.jp/ARUARU/)の目立つところにリンクされている。この文章の中でも「番組内容に事実とは異なる内容が含まれていることが判明いたしました」と書かれてい
る。これはつまり、「自主的に捏造を見つけた」という事だとおもう。
 捏造を「演出」している感が非常に強い、と思う。放送局の信頼回復を演出するための小道具であり、話題になるためのちょっとした演出に見える。本気で謝罪するなら、すべての番組について、その虚偽を確かめ、視聴者に開示すべきだし、特に健康番組などは曖昧な表現は避けるべきだ。まあ、やらないだろうけど。
 今のテレビ局なら話題を作るために何でもやりそうだ、と思う。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です