「きむら式 童話のつくり方」を読み終わった。面白かったし、ずいぶんためになったと思う。作者は「あらしのよるに
」という絵本の作家として有名な人らしい。
内容はわかりやすく作品の作り方を順序よく並べている。本人の独自性の部分と、見聞きして知ったごく一般的らしい部分とが明確に分かれているので、読んでいて混乱しないしとても為になる、と思う。
冒頭で著者は童話作家の事を「紙にちょっと字を書くだけで、それも夢があっていいなと言われて、さらに当たればずっとお金になる」と書いてある。本文の内容も少ない中で具体的に書かれている。あとがきで、この本は自己流だと書いてあったが、私が読んだ他の本と比べても、それほど突飛な事が書かれているわけではない。という意味において、私はこの本が初心者向け、もしくは入門書として、最適な一冊ではないかと思う。
この本の中で一番自分のためになったと思う一文がありました。「子供っていうのは、体重が半分、年齢が半分でも、人間が半分という訳ではない」という部分です。
絵本を書いてみたくなる一冊でした。
読書、本、書き方、感想:「きむら式 童話のつくり方」
投稿者:
タグ:
コメントを残す