「ラモックス―ザ・スタービースト」を読み終わった。出だしが難解気味で退屈気味だが、そこさえ抜けてしまえばとても面白い小説だった。それに何と言っても、絵があまのよしたかだし。
内容はペットの巨大生物「ラモックス」が退屈でおなかがすいたので、主人公の家から抜け出して騒ぎを起こすところから話が始まります。ラモックスはのんびりしていて臆病で、金属だろうかなんだろうが食べる事ができて、すごい腕力と分厚い皮膚を持っている。主人公に懐いていて主人公の言う事を聞くし、言う事しか聞かない。
そんなラモックスのドタバタを描いた作品です。話がどんどん膨らむのも読んでいて楽しい事の一つでした。
SF作品としての設定の柔らかさは高いと思うので、科学技術に抵抗がある人には読みやすいSFだと思うが、翻訳という意味での読みにくさが多少なりともあるので、誰にでもお薦めではないとは思う。
小説、SF、本、感想:「ラモックス」
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