読書、マンガ、感想:「蛍火の杜へ」

 「蛍火の杜へ」を読み終わった。短編集でちょっと物悲しいけどさわやかな内容だった。「夏目友人帳」を期待したけど、妖怪モノはタイトル作品の「蛍火の杜へ」だけだった。他に「花歌流るる」「くるくる落ち葉」「ひび深く」という短編が入っています。
 面白かったが、それ以上にこんなにさわやかかな作品を読んだのは久しぶだ。妖怪ではなかったけど、不思議な話だったのも、面白かった理由かもしれない。
 「花歌流るる」は使われていない旧校舎からギターの音が聞こえてくる。気になって様子を見に行くと・・・。
 「蛍火の杜へ」は村の外れにある入ってはいけない山神の杜で迷子になった主人公が妖怪に出会い帰り道を教えてもらう。二度とくるなと言われたのに主人公は再び杜に行き妖怪と会う。
 「くるくる落ち葉」は幼なじみでお金持ちのお隣さんの男の子を守るためにドジな忍者になった少女の話。
 「ひび深く」は、お互いに好意を持っていた兄弟が、両親が離婚したために長い間離ればなれになっていたが、やっと再婚をして一緒に生活を始める。待ち望んでいた生活だが離れていた時間が長くて主人公は戸惑う。


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