「子供のアニメ離れが加速「アニメはもう子供たちのファーストチョイスではない」(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/955688.html)」とのこと。アニメの視聴率が下がっているらしい。当然の結果だと私は思っている。現在は過去のアニメが未評価のままアニメ業界は新しいニーズへと突き進んでいるように思う。どんな芸術のジャンルであれ、権威ある格付けによって過去の作品を再評価する時期というものが必要で、そこを乗り越えないと新しいものが生まれてくる土壌が失われてしまう事も多い。過去のアニメが芸術作品として評価されるための要素というものを私は知らないが、少なくとも公的予算でアニメのランキングを作るぐらいでは、たいした効果はないということだ。有名作品の文化人による芸術的評価は欠かせないし、他にも様々な評価方法を用いて多角的に論議していく必要があると思う。
少なくとも海外で多くの支持を得ているアニメの殆どは過去の作品だ。しかしそれらの作品を芸術作品として評価しているという話を聞いた事が無い。産業そのものも評価されるどころか下請けを海外に発注している始末。様々なマンガの帯に「アニメ化」の文字が踊るが、そういった作品の中身を見ると何故アニメ化するのかという疑問を感じるものも多い。
ただ、映画アニメは海外でも高く評価されたり、多くの人の記憶に残ったりしている。テレビの衰退とともにテレビアニメも衰退し、次のメディアへと移っているのかもしれない。そこで、テレビアニメの再評価が行なわれる事を祈る。
話題、アニメ:「子どものアニメ離れ」
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