変身、ドタバタ、メイド、執事、エロ、同性愛:「成城紅茶館の事情」

 「成城紅茶館の事情」というマンガをちょっとした気の迷いで読んでしまった。面白かった。
 非常にオススメな作品です。ドタバタが好きで、同性愛に偏見がなくて、執事やメイドに興味があって、エロなテイストに抵抗がなければ、とてもオススメです。1巻完結なのがもったいないですが、ドタバタしているので、長いとダレて良くないのかも。テイスト的には以前読んだ「まりあ・ほりっく」(http://shonenalice.seesaa.net/article/38323588.html)に近いかも。というか「まりあ・ほりっく」の逆?
 ストーリーは、女の子との仲を取り持ってもらおうとした友達に、女の子を奪われた主人公がケーキのヤケ食いをしていた喫茶店で、サービスで出された紅茶を飲んでしまったが故に女の子に変身してしまう、という導入部分から入ります。ドタバタするのですが、無闇に登場人物が増えていかないのがいい感じです。
 変身のインパクトと違和感の演出だとは思うのですが、物語の後半で女性に変身した主人公が女装するというのは、何とも微妙な成り行きで、無くても良かったんじゃないのかなとは思います(私がメイド服を着て電車に乗ってカラオケショップに行った事があるからインパクトが薄いのかもしれませんが)。
 ということでおすすめです。

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