「ついに元素にまで“萌え”が…「元素記号」が美少女キャラクター化(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1189039.html)」という記事を読んだ。
「萌」の文化というか、アキハバラビジネスというかは何とも言えないところだけれど、いつまで経っても廃れないというか、日々、その範囲を広げているような気がする。
萌がすごいのは、ターゲットがお金を持っている世代だからで、日本が社会的に歪んでいる、「ゆとり教育」に代表される行き詰る社会構造の具体例のように思えてならない。
ちなみに脱線するけど「ゆとり教育」は間違っていなかったと思っている。ベビーブームと重なったことで日本という国土を蹂躙しつくす可能性のあった世代を「ゆとり教育」によって上下の世代との競争に負けるように仕向け、人口調整をしたと思っている。
ところで、「萌え本(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%8C%E3%81%88%E6%9C%AC)」とか「萌え擬人化(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%8C%E3%81%88%E6%93%AC%E4%BA%BA%E5%8C%96)」を見ていてつくづく思うのは、25年ぐらい前の小学生向け学研雑誌とか、小学生新聞とか、そんな中で練られていたアイディアの焼き直しなんだなぁ、と。
そういう意味でワンパターンが目立ったり、適当加減がひどかったりするのは、昔もその程度だったし、という意識(もしくは無意識)の現われなのかもしれない。
ちなみに、萌え擬人化はOSたんで破壊されたような気がする。今、擬人化の本命はゆるキャラにあるように思う。ゆるキャラのほうが商業性は高い。
まあ、なんのかんのといいつつも、萌え擬人化の作品がメジャーデビューしないかなぁと思う今日この頃でした。「カスミン」みたいな感じで。
萌、本、擬人化:「元素周期 萌えて覚える化学の基本」
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