小説、魔女、オーストラリア、ニューヨーク:「あたしと魔女の扉」

あたしと魔女の扉 (ハヤカワ文庫 FT ラ 3-1) (ハヤカワ文庫FT)」を読み終わった。「西の魔女が死んだ (新潮文庫)」と似たような内容かと思って読んでみたけれどそうでもなかった。親子三代の魔女の話、ではあったけど随分方向性が違っていて面白かった。ただ、三部作であることに気がつかなかった。
舞台はオーストラリア。おばあさんから逃げている母子が主人公。母親が病気にかかりおばあさんに連れ戻されて一緒に暮らすことになる。母親は自分の娘におばあさんを「悪い魔女」と言い聞かせて育ていて、主人公の娘はおばあさんの家を逃げ出す事ばかり考えていた。逃げ出すために家の中を探索していると、古い鍵を見つけた。鍵に合う扉を開くとそこは・・・。という話です。
ちなみには続編「あたしをとらえた光 (ハヤカワ文庫 FT ラ 3-2) (ハヤカワ文庫FT)」と「あたしのなかの魔法(2009年2月刊行予定)」だそうです。



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