「銀色の恋人 (ハヤカワ文庫SF)」を読み終わった。主人公がアンドロイドに恋をする話だった。設定がSFでわかりにくい部分、外国の文章の翻訳でわかりにくい部分、ロマンチックで婉曲表現が合わなくてわかりにくい部分があったけど、とても面白かった。恋に落ちた主人公が内気であった自分を積極的にしていく王道とアンドロイドがアンドロイドであるという固定観念(作中ではプログラミングと表現している)を壊していく王道が絡み合っている。エンディングがすばらしくて久しぶりに満足できる作品を読んだような気がする。
買ったきっかけは、10年以上前に友人が絶賛していた作家だったのを、古本屋で安く売られていたため。「タニス リー」の作品はどうも手が出なかった。
それよりも、AMAZONで調べたら続編が出ていることに愕然。「銀色の愛ふたたび (ハヤカワ文庫SF)」をいつ読むかは不明だけど、読んでみたいと思う。
小説、電脳、アンドロイド:「銀色の恋人」
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