「CREA (クレア) 2009年 09月号 [雑誌]」に小説とまんがの紹介があったので買ってみた。先日の「FRaU (フラウ) 2009年 09月号」の紹介(http://shonenalice.seesaa.net/article/125668857.html)に続く第二弾です。9月号ということで「読書の秋」を狙った企画なのでしょうか?それとも小説やまんがが本格的に売れなくなってきたための広告効果を狙ったものなのでしょうか?もしかしたら、本やまんがに熱中して化粧や衣装に興味の無い市場を取り込みにかかっているのかもしれません。
雑誌全体の印象ですが、出版社の違いからなのか前回紹介した「FRaU(フラウ)」よりも数段読みやすい雑誌でした。記事に散漫さも無く、個々の企画自体にも目的意識がはっきりと見えたし、紙面そのもののコントラストもはっきりしていました。構成が違うと似たような企画でも随分と印象が違うと感じました。まあ、詳しく読み解けば似たり寄ったりなんですけどね。
小説とまんがの紹介に関する企画記事ですが、いろいろな切り口での細かい記事が沢山ありました。
●「松山ケンイチ」の取材と彼が出演した映像作品の原作書籍の紹介
●「有名人27人が推薦 私が愛するこの本、このマンガ」という女優、書道家、アスリート、ネイリスト、脚本家、パフォーマー、芸人、まんが家、ミュージシャンが選ぶ書籍の紹介
●「東野圭吾作品ベスト20」は読者アンケートで選んだ東野圭吾作品の紹介
●「ミステリーの匠28人のこの作品を読め!」は作家、ライターの選んだミステリー作家28人の代表作の紹介
●「新世代ミステリー作家直撃インタビュー」は「伊坂幸太郎」「道尾秀介」「辻村深月」「米澤穂信」「初野晴」の紹介
●「読書するケータイ」は携帯電話の紹介(記事広告?)
●「私が武将に惚れる深~い理由」は女性の作家、社会研究者、モデルが戦国武将に関する対談記事(と武将別推薦書籍の紹介)
●「アラサー女子のための「司馬遼太郎」ガイド」は司馬遼太郎の書籍紹介
●「山崎豊子の豊穣なる世界」は山崎豊子を渡辺謙と唐沢寿明が語りつつ作品紹介
●「向田邦子さんに学ぶ凜とした生き方」は向田邦子の生涯と作品紹介
●「キーワードで読む松本清張推理小説案内」は松本清張の代表作品の紹介
●「桜庭一樹「結婚をめぐる物語」」は桜庭一樹の結婚に関する書籍紹介
●「恋愛お悩みシーン20 恋愛小説文庫処方箋」は女性の書店店員が恋の悩みに効く書籍紹介
●「「名作少女マンガ」教室」は女優とマンガ家とマンガ解説者の対談とオススメマンガ紹介
●「マンガでいちばん惚れた男Best100」はアンケートを基にしたまんが全般の男性キャラクター人気投票紹介
●「アラサー女子必読の21世紀マンガ35」は現在連載中のオススメマンガ(と雑誌とマンガ家インタビュー)紹介
●「女子のための「手塚治虫」入門」は手塚治虫紹介
●「エッセイマンガは人生の道標」はエッセイマンガ紹介
いろいろな切り口ですが、この中で読みたいなと思った書籍は「ゴーダ哲学堂 空気人形 (ビッグコミックススペシャル)」でした。ちなみに絶版書籍のようです….orz。紹介文にも「古本屋で見つけた」と書いてありました。
他の作品は「FRaU(フラウ)」に紹介されていたり、あまり食指というか琴線に触れるものではありませんでした。
空気人形、小説、まんが、紹介、女性誌:「CREA (クレア) 2009年 09月号」に小説とまんがの紹介があったので買ってみた。
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