選挙、候補者、支持政党、45回:「衆議院議員総選挙」について。

題45回衆議院議員総選挙(http://2009senkyo.jp/)が8月30日に行われるようで、道路わきに看板が立てられて選挙ポスターが貼られています。選挙の投票率は上がる、という話と、下がるという話があるので開票されてみるまでわかりませんが、あまり芳しい結果になるとは思えません。
少々ややこしい話を聞きました。「小泉改革は間違っていたから自民党には入れない」と言っている人がいたということです。こういう人は民主党に入れるのかもしれない。
でも小泉氏は「一度、自民党は民主党に政権を渡してみるのもいい」と言っていますし、民主党のブレーンの小沢氏は改革を推進するような、要するに小泉氏とやりたい事は似たり寄ったりだったような。
一度失敗した人は何度でもドツボにはまるのかもしれません。
ところで、選挙ポスターの見たことの無い顔を見ながら、今回各政党から立候補した人たちは普段、何をやっているのか、と考えてしまいました。
1、新規立候補者:これらの人は、サラリーマンだったり自由業だったり政治家の秘書だったりしていたと考えられます。政治家になるにはお金がかかるのでこつこつ貯めて立候補する人もいるかもしれません。またタレント議員はテレビに出て稼いでいたり、会社の役員だったり、国家公務員だったり、資産家だったり、いろいろだろうと思います。
2、元政治家候補:要するに今まで政治家で、解散したので元政治家なのだが、普段から政治を職業にしている人なので、たまにテレビに出たりしながら、国から給与をもらって生活していると思います。
3、常に対立候補:要するに、「ドクター中松」とか「羽柴秀吉」とか当選しないのに毎回候補者として顔を出す人。また、国政選挙で議席が無いのに活動している政党。
例としてあげた「ドクター中松」とか「羽柴秀吉」は資産家だから仮に何もやっていなくても生きていける人ですけど、資産も無く政治のために離職したが政治家になれなかった人は次の選挙まで何をしているのでしょうか?アルバイト?政治活動?党員活動?
政治家になる人たちは「政治を行うという職業」と考えると政治を勉強するべきだと思うのですが、一方で「政治とは国民を助ける聖職」という考え方からすると、どぶ板選挙と言いますか、普段から有権者に自分の政治声明を訴え続けるという方針の人もいるようです。
何にせよ、私が疑問に思っているのは「政治家とは何を持って個人の政治手腕をはかるのか」というところです。
普通の人の多くは「親近感」と「期待感」で選んでいるような気がします。今まで政治をやったことが無くてでかい事を言えれば「期待感」は上げられる様な気がします。また、堅実に有権者と触れ合って行けば「親近感」は上がるでしょう。
「実績」であったり本当の意味での「人柄」であったり政治家になる「目的」であったり未来をどうしていきたいかという「将来像」が、政党にうずもれて見えにくくなったり意味を失ったりしているような気がします。
追伸:ツイッターで選挙のつぶやきがありました(http://www.followsenkyo.jp/)。選挙活動にインターネットが使えないので微妙なんだと思いますが。


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