WindowsMobile、Palm、携帯電話、操作性、文字入力:「WindowsMobile」の操作性の悪さと「WindowsPhone」に求めるもの

電気量販店の店頭に並ぶ携帯電話やiPhonやWindowsMobaile(まだ6.5が搭載していないのでWindowsPhonではない、と思う)やAndroid(GooglePhon)を見ていた。
本体のみの話で言えば一番欲しいのはT-01Aです。その次がiPhonでWILLCOMO3です。BlackBerryとかAndroidとかあんまり興味ないです。気になる条件として、タッチパネルと画面の大きさとPCらしさを重視しているからです。
先日(二三日前)に片づけをしていたらPalmOSが載ったCLIE(PEG-T600C)が出てきて充電しなおして使ってみました。インストールしていた各種ソフトは消えていましたが、操作は体で覚えていました。文字を入力するのも問題なく、たいしたソフトは無いのに使っていて楽しいと感じました。
CLIE自体の解像度が低いためドットが大きく、画像や動画も今から見れば非常に荒いとか、当時はインターネットに直接繋げる携帯端末という感覚が無く、全てはPCでダウンロードして端末に転送するのが当たり前だったりとか、その中でCLIEにはモデムを搭載するオプション品が売っていたりとか、当時のPalmの半分が単三電池で動作する商品だったりとか(充電できない環境は多いが単三電池が売っていない先進国は少ないという判断らしい)、アルファベットの一筆書きで入力するのでキーボードがないとか、いろいろと特徴のある機器でした。
WindowsMobaileには操作性の良さというユーザーアビリティーが足りない気がします。
少なくとも画面の上下左右に散らばったボタンは、タッチパネル操作の時に片手では難しいため、どうしても両手を必要としてしまいます。持っている手の空いた指で(例えば親指で)多くの操作ができないのです。
画像や動画を重視すれば当然画面が大きくなります。私はT-01Aぐらいのサイズはありだと思っています。ただしタッチパネル製品だと画面が大きい場合に指が届く範囲が狭くなります。ユーザーアビリティが更にシビアに問われるのです。ところが、T-01Aは独自の仕様としての操作ボタンが少ない。実際にはWILLCOM03ぐらい、画面の下にボタンの数がないとWindowsMobaileは操作しずらい。
WindowsPhoneの操作性がPalm並みの操作性を備えれば、一つの問題はクリアされるかもしれません。もしくは、各メーカーがタッチパネルしやすいようにWindowsPhoneをカスタマイズして指が届く範囲にボタンを集中させ、入力系を纏めれば向上します。WindowsPhoneがカスタマイズしやすいように提供すれば、あとはメーカーが独自の設計思想で対応するかもしれません(例えば右手用と左手用を選択できるようにするとか)。
メーカーが対応できる事もあります。例えばWILLCOMのように頻繁に使うボタンをタッチパネルの外にボタンとして配置し、OSの仕様を超えて操作性を向上させるというのもよいです。メニュー呼出、OK、ファイル、メニューの各ボタン(WindowsPhoneなら電話と電話帳のボタン)、それと上下左右のボタンはあったほうが良いと思います。
画面がむき出したスライド式の携帯電話は左右に二つづつ、真ん中に十字キーと真ん中に決定ボタンがありますが、あのぐらいのボタンはあったほうが良いのではないでしょうか?
入力系で、キーボードが付いていないという選択肢ですが、現在アドエスを使っていて入力の時にキーボードを開きます。携帯電話の入力に随分慣れたのですが、小さくてもキーボードの入力のほうが速いのです。
iPhoneの入力系は使ったことがないのですが、携帯電話に準じていながら早い操作が可能だそうです。Palmの一筆書きアルファベット入力も両手持ちになりますが速い入力が可能でした。WindowsMobaileだけが独自の操作系がありません。使いにくさが大きいのではないでしょうか?
それと、T-01AやiPhoneにはモーション感知があるのでこれを活用できるような操作系があると楽しいかもしれません。例えば、左右に傾けると選択しているボタンが左右に移動するとか。
ということで、今のところ新しい機種の購入に踏み切れずにいます。
蛇足;私がPalmを使わなくなった大きな理由はノキアのボーダフォンを使い始めたからです。つまるところネットに繋がるかどうか、という事が重要になってきたのです。
最初の段階はメールのやり取りがメインでした。そのため、ボーダフォンからWillcomに移りました。ノキアから京ポンへ、普通の携帯電話などを併用しつつWeb閲覧の需要へと移っていきました。
京ポンからアドエスに移るまで、私の周辺には無線LANが整っていてノートパソコンを頻繁に持ち歩いてネットをする生活が続いていました。Macのノートブック3台、Windowsのノートブックが2台の計五台を使い潰しました。現在使っている五代目もWindows7が出てきたので買い替えを考え始めています。
蛇足;Web閲覧に関してはもうかれこれ15年前から、Webがテキストのみだったのが、画像を扱えるようになってきた頃からの付き合いになります。
現在の最先端はFlashの閲覧が出来るかどうかが重要なようです。実際に携帯電話向けのFlashだけで作ったサイトがあるとかないとか。動画(動きのある)コンテンツは人目を引くしインパクトが大きいです。が、スペックとブラウザ対応によって古い世代のキャリアを締め出しているのも事実です。


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