中華MBの自作デスクトップPCで3DCGモデリングソフトを動作させる

2年以上前になるけど一世代のi7のCPUが手に入れた。テストするMBが無いためにAmazonを探していたところ見つけたメーカー名も不明のMB(マザーボード)を購入。テスト後はWindows10を入れてファイルサーバー代わりに使っていた。
つい先日、Blenderをインストールしてリモートディスクトップを使ってどのパソコンからでもBlenderが使える環境を構築しようとしたのだが、メーカー名不明のMBはBlenderが起動しなかった。以前PanasonicノートPCのJ10でBlenderをインストールした時も同じエラーだった。調べてみると3Dのドライバーが必要とのこと、グラフィックチップメーカーがドライバーと一緒に提供するらしいのだが、対応するドライバーが存在しないメーカー不明のMBにはインストールする手段が見つけられなかった。

そこで、GB(グラフィックボード)を購入しセッティングすればインストールできるのではないか、と思い検索した。GBの性能は二の次で安いものを考えていたのだが、気がつけばビットコインマインブームでGBは品薄。安いとか高いとか関係なく値上り品薄欠品で購入できず。中古を探して故障品の中から症状で直せそうなものを見つけた。ヒートシンクが緩んでいて熱暴走を起こしているタイプの故障は、剥がれかけたヒートシンクを新しい両面テープで付け直せば熱暴走が収まり普通に動作する。
で、購入したGBを接続して起動したが反応せず。GBを取り外すと起動するのでGBの故障かと思ったが、他の機材でGBの動作の確認は取れているのでどうも相性が悪いらしい。接続しても反応しない相性の悪さならまだしも、起動しなくなる状況では原因も探れない。

最終手段で先日J10でBlenderが動作しない時にUbuntuをインストールしたところ、Linux版のBlenderがインストールして起動ができたので、試す事にする。Windowsのファイルサーバーが無くなるのは困るのでとりあえず適当に余っていたi3を使いMBをオークションで購入して一台組み立ててファイルサーバーに仕立てる。ついでに購入したGBをもったいないので接続する。

ここでふと、新しく組み立てたファイルサーバーにならBlenderをインストールして使えるんじゃないのかな、と考える。実行してみると問題なく動作し、リモートデスクトップも問題なし。目的は達成してしまった。

さて、無名のMBのPCの処置である。

Ubuntuの最新版をインストールして動作確認をした。動作に問題はなかった。XRDPサーバーをインストールしたが、どうもうまく繋げられない。設定を確認したりネットを調べてみたりしたものの原因を見つけることができなかった。他にもローカルのWebサーバーとかOSのテスト導入PCのとかで使えるかなぁとは思うが、無駄なのでオークションにでも出そうかなぁ。


タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です