RockPi4C+動作確認作業

RockPi4C+が届きました。技適取得されているためWifiなども問題なく、低価格帯で手に入る貴重な機材です。また、RaspberryPiと設計サイズやGPIOが互換性があり、RaspberryPi向けのケースやHutなどの機材が流用できるものも多いという特徴があります。

到着後、RaspberryPi用の拡張ボードを装着してサイズ等、RaspberryPiと同じであることを確認しました。ここら辺はメーカーによって誤差が大きい場合に互換性が損なわれる場合がありますが、問題なく装着できました。GPIOの動作テストに関しては、試行錯誤になる可能性が高いので、時間がある時に試すことにします。

今回、初期不良確認の起動テストを行う為、いろいろと作業を行いました。OSのダウンロードやインストールマニュアルは以下のメーカーのページが用意されていました。

■RockPi4C+
https://wiki.radxa.com/Rockpi4/downloads

推奨は「balenaEtcher」でしたが、他のSBCでも推奨なのに上手く行かなかった事もあり、「Rufus」を使ってダウンロードイメージをSDカードに保存してみました。UBUNTUやAndroidOSをやってみたのですが、上手く行きませんでした。RaspberryPiImagerも使ってみたのですが起動しません。

検索をして他の人のサイトを参考に読んでみたのですが、どうも「balenaEtcher」を使うしか無いような感じでした。以下が参考にしたサイトです。

■ROCK (Pi) 4C Plus へUbuntuServerをインストールする
https://www.wasp.co.jp/blog/237

全く上手く行かないので、RaspberryPiを使いLinuxでSDカードにインストールしようとしたのですが、どうにもコマンドが受け付けてくれません。ここに至って、SDカードの故障なのではないかと思いましたが、空いているSDカードが手元にありません。とりあえず、動作確認しただけの何のセッティングもしていないSDカードを潰して新たにインストールする事にしました。

で、もう一度、RockPi4C+のサイトを確認したところ、「balenaEtcher」のダウンロードバージョンが最新ではない事に気が付きました。もしかして、特定のバージョンでなら上手く行くのかもしれない、と思い、「balenaEtcher-Portable-1.10.6.exe」をサイトからダウンロードして、「Debian 11 Desktop(Linux 5.10)」をダウンロードしてインストールしたところ、途中まで起動して画面が表示されました。とりあえずの動作はしているようなのですが、キーボード入力が受け付けられず、先に進まない状態に。

■How to install DietPi
https://dietpi.com/docs/install/

そういえば、RockPi4C+はDietPiという軽量OSが動くというのを思い出し、軽量なら問題ないかもしれないと思い、動作確認してみたところ、問題なくログインまで確認できました。

その後、UBUNTUも問題なくログインできました。CLIなので、キーボードがあれば動作確認できるのは便利だし、サーバー用途ならそれでも問題ないのかもしれないと思いました。


起動するときのLoginIDとPasswordは以下の通りです。

■UBUNTU
rock
rock

■DietPi
root
dietpi

モニタですが、HDMIポートが二つありますが、USB-C電源ソケットから遠い方のソケットが使用できました。USB-C電源ソケットの隣のポートは起動テストでは使えませんでした。まあCLIでモニタが二つあっても活用できませんが。

OSによって反応しない、もしくは優先されるとかのせいで何かしら反応しないUSBポートがありました。後日詳しく調べたいと思いますが、SBCは電力を多く必要とするソケットがあると、電力不足になりがちな気がします。その点でUSBは電力供給も兼ねているので、OS側で抑える仕組みがあるのかもと考えてしまいます。

とりあえず、以前RockPiを購入した際には起動せずに返品した経緯があるので、今回はとりあえず問題なく動作したので一安心です。今後、順次動作確認や作業をテストしながら使い方を考えてい行ければと思います。


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