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RaspberryPiにAndroidOSをインストール出来るという情報があったので、試す事にした。あまり魅力は感じないのでとりあえず、といった感じ。
検索して参考にしたのは以下のサイトです。
「Raspberry Pi 4にてAndroid 11が動作カスタムROM導入に成功」
https://japanese.engadget.com/android-11-raspberry-pi-4-020011974.html
「Raspberry Pi 4でAndroid 11 OmniROMを起動してみました」
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魅力を感じない大きな理由は、RaspberryPiをAndroidOSのスマートフォンみたいに使うならスマートフォンを使った方が確実だし安定している。唯一Androidスマートフォンに勝てるとしたらカスタマイズ性能ぐらいではないだろうか。サーモカメラとか温度センサーとか変なオプション付きのAndroidスマートフォンを作るのも面白いかもしれないけど、例えばGPSの拡張ボードとかSIMの拡張ボードはやたらと高い。そろえて行くと普通にスマホが買える金額になる。AndroidOSは画面をタッチする動作やスワイプする動作が多いので、マウスやキーボードとは相性が悪い。
発熱もあるから本体にディスプレイをつけても熱いんじゃないかなぁ。
という事で、相変わらず失敗談から。掃除していたら出てきた2.5インチのHDD。今時SSDじゃないのかと思った方もよく考えていただきたいのだけれども、RaspberryPiのUSBは3.0ポートも大した速度は出ない。だったらHDDでも問題なかろう、というのが基本的な思考。まあ遅くて使い物にならないとかなら成果とも言えるんだけど、OSインストールまでは生きていたのに、RaspberryPiを起動させようとしたら壊れた。再起動を繰り返したのでインストールに失敗したかと思ったが、Windowsに接続したら認識しなかった。なんだかすごい音を立ててガスガス言うのですぐにUSBを引っこ抜いた。接続していてもパソコンを破壊する事は無いと思うけど、音も煩いし認識する様子も無いので廃棄方向へ。廃棄する前に分解ぐらいはするかも。鉄の円盤と磁石が手に入るから。
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改めまして色々とテストに使っているSDカードにOSを入れて起動させると、Omniのロゴがパタパタって感じで動き続けてしばらく時間が経過すると突然、AndroidOSが起動した。インストール画面とか設定画面とかwelcome画面とか特に無かった。デスクトップには設定のアイコンが一つだけ。画面上部もいつも通り。
まずは設定を開いて状態を確認。ついでにバージョン情報を連打していつもの画面を出してから、日本語設定日本語時間に変更。アプリの設定画面からアプリストアのアプリを起動。ここでやっとwelcomeっぽい画面になる。適当に次へを押して起動させてアプリを見ると結構な数があった。GooglePlayもあってインストールしたけど動作せず。ブラウザのChromeも動作せず。GoogleEarthは動作した。ゲームとかもいくつかインストールしたが問題なく動いた。広告をクリックしたらダウンロード出来なかったのはGooglePlayが無いからだと思われる。
デスクトップ画面で下から上にスワイプするとインストールしてあるアプリのリストが出てくる。アプリのリストのアイコンをドラッグアンドドロップするとデスクトップにアプリを並べる事も可能。まあ、いろいろと出来ると思われるが、普通のAndroidOSなら問題なくできるし、って感じなので省略。
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結論としてはアーキテクチャが近いんだからそりゃ動作するよね。Google開発者サービスというアプリが無いからAndroidとしては完全じゃないけど。それでも今時の若者はWindowsやLinuxよりもスマートフォンを触ってる時間の方が多いから、こう言うギミックも使い道を見つけ出すかもしれない。
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