どうもいろいろとインストールが出来ない理由はOS由来のトラブルらしい。スペックとかUBUNTU バージョン以前の問題の様子。以下のサイトに回避策が記載されていたので試してみた。
■Solution : dpkg: error processing package nvidia-l4t-bootloader –configure)
https://forums.developer.nvidia.com/t/solution-dpkg-error-processing-package-nvidia-l4t-bootloader-configure/208627
sudo mv /var/lib/dpkg/info/ /var/lib/dpkg/backup/
sudo mkdir /var/lib/dpkg/info/
sudo apt-get update
sudo apt-get -f install
sudo mv /var/lib/dpkg/info/* /var/lib/dpkg/backup/
sudo rm -rf /var/lib/dpkg/info
sudo mv /var/lib/dpkg/backup/ /var/lib/dpkg/info/
ということで、インストール時のエラーは出なくなったものの、Cockpitは起動せず、バージョンアップグレードは出来なかった。
過去の自分の作業記録の中でJetsonNano2GのOSアップデートで45から46になる時にGPIOの仕様が変更になった、って書いてあって思い出した。最新のOS使えないんじゃなかったっけ?とりあえず、前のバージョンのOSを探してダウンロードするところから再度開始した。
OSをインストールして起動して、GPIOの機材を動作確認を行った。この状態のOSで一番活躍するのがRaspberryPiとの互換性があるGPIOだからである。入荷しないRaspberryPiの機材を動かすのに丁度よい、と思ってE-Paperを接続してPythonスクリプトを動作させたのだが、GPIOがエラーを起こしている。必要な手順を抜かしているのかと思って過去のブログの記事を探したり、検索して調べたりしたのだけれども、失敗しているような原因が見つからず。他のGPIO機材でも動作確認を行ったのだが動かなかったので、JetsonNanoのGPIOのハードウェアが故障している可能性が高い、という結論に至った。
これで一日潰してしまった。
ハードウェア故障であれば、新しいJetsonを買うか、という短絡的な発想になって調べたところ、新しいJetsonが色々と出ているらしい、が、高い。円安で値段が上がっているとか、希少価値で高値で取引されているとかじゃなくて、性能が上がってガッツリAIを業務で使用するような機材になってしまっていた。
学習用の初心者が触るような安価で入手できるバージョンは生産終了して後継機も出ていなかった。AIの需要の高まりもあるから、安く売って市場を広げるとか人材をより多く確保するようなフェイズは遠の昔に終了していたんだなぁ、という感じ。GPIOで電子工作からロボットを作らせるよりも、AIシステムをぶん回す並列処理小型PCみたいな。先日もよりスレッド数の少ない効率の良いAIシステムが発表されたようなので、高級なJetsonにスタンドアローンで動作させる未来もすぐそこかもしれない。
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